競艇は1号艇が圧倒的に有利が基本

競艇のコースごとの有利・不利のセオリーとは?

次に、競艇のセオリーについて解説します。
競艇はスタート時の枠番による優劣差がとても大きい競技です。
結論から言うと、競艇では1号艇が他の艇よりも圧倒的に有利であり、事実1号艇の1着率は全レース平均で50%を超える数値となっています。
これは競艇場のレイアウトによるものであり、要は初めから内側にいる1コースは走る距離が短くて済むために、勝ちやすいということです。
そのため、舟券を購入する場合、他の条件がよほど悪くない限りは1号艇を軸にするのが基本的な予想方法です。
こうして考えると「的中なんて簡単じゃないか」と思う方も多いかもしれませんが、的中しやすくてもその分オッズは低くなるために、「稼ぐための的中を狙う」ということが難しい競技と言えます。

決まり手は6種類

競艇では、「決まり手」というもので勝敗が決します。
この決まり手の種類は以下の6つです。

逃げ:1コース艇が1位を維持したまま逃げ切ること
差し:ターンの際に、前方艇の内側スペースから抜き去っていくこと
まくり:前方艇の外側から一気に抜き去ること
まくり差し:まくった後に差しを決めること
抜き:ターンを回った後に、直線で前の貞を抜くこと
恵まれ:先行艇が失格して繰り上がり勝つこと

この中で頻発するのは「逃げ」「差し」「まくり」「まくり差し」の4つです。
選手によって差しが得意な選手やまくりが得意な選手がおり、それを知っておくだけで展開予想に役立てることもできます。

実力ごとに選手はランク付けされている

競艇ではレーサーはA1~B2のランクに分けられている

ボートレーサーはそれぞれ「A1級」「A2級」「B1級」「B2級」の4つのランクに分けられています。
ランクは最も低いのが「B2級」で、競艇選手は全員「B2級」からスタートします。
期間ごとの勝率や出走回数によって一定の基準を満たせばランクが「B1級」、「A2級」と上がっていき、最も上位のランクが「A1級」という順序です。
このランクの差は実力差と比例しているため、基本的には階級が一つ違うだけでも実力差があると考えて良く、特にA級とB級の間では大きな差があります。
一般戦であれば、A級B級が混合して行われるレースも数多くありますが、その場合はA級が予想の軸になることが多いです。
また、ランクによって出場できるレースも変わり、獲得賞金も権威も最も高いSG競走については、限られた一部のA1レーサーにしか出場することが許されません。
そのため、ランクごとに収入の差は大きく、収入を上げるためにはランクを上げることが必須となります。

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