競艇場とレースについての基本

競艇場とレースの基本を抑えておこう

次に、競艇場とレースについて解説します。
この2つのポイントを知っておくと、自分の好きな競艇場ができたり、レースをより楽しめるようになります。

全国に24ヵ所ある競艇場

日本にある競艇場は、北は群馬県から南は長崎県まで全国に24ヵ所あります。
コースの長さはどの競艇場も同じですが、水質が「淡水」「海水」「汽水(淡水と汽水が混ざった水)」の3種類に分かれていたり、ビル風が吹きやすかったりとさまざまな特徴があります。
海水は浮力がつくので重い選手でも走りやすいですが、淡水は浮力が少なく体重差による影響が出やすいのが特徴です。
そのため、体重が軽い傾向にある女子選手は淡水の方が有利に戦えるでしょう。

レースは5段階のグレードがある

競艇で行われるレースは基本的に「一般戦」「GIII」「GII」「GI」「SG」と5つのグレードに分けられています。
グレードが高く慣ればなるほど出場条件が厳しくなり、先述した通り、特にSG競走は非常に厳しい条件が設けられています。
最も高額賞金が与えられる「グランプリ」は、その1年間の獲得賞金上位18名しか出場できず、優勝賞金は1億円となっています。
その分レベルの高いレーサーたちの競争が見られるため、迫力も段違いです。
ちなみに、GIとSGの間にはPGI(プレミアムGI)という格付けのレースもありますが、ここではこれはGIの一種と考えて良いでしょう。

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